寝ながらお風呂

横になってはいるお風呂って最高ですよね…

寝湯のすすめ

寝湯って?

「寝湯」「寝ころび湯」などと呼ばれる温泉のジャンルを御存じだろうか。
「肩まで浸かって100数えましょう」と親から言われて育った私は、「お風呂とは座って入るもの」と考えていた。
ぬる湯に入ってまどろむ時間は、何とも言えない癒しの時間である。
何なら、そのまま眠ってしまいたい…。
そんな欲望をかなえてくれるのが、「横になったまま入れるお風呂」、「寝湯」である。

 

寝浴というのがあるらしい

温泉ソムリエの某氏によると、「仰向けに寝た状態でお湯につかる入浴法」のことをいうとのこと。
入浴自体は体力を使うが、寝湯であれば体全身に水圧がかかることもなく、また適度に体を温めることができる。
介護などで入浴介助する際にも、寝位入浴(ストレッチャー浴)をすることもあるらしい。

寝湯の種類

スーパー銭湯や大き目の温泉には、浅めの水深で横になれる浴槽が設置されていることがある。
往々にしてジェットバス的になっていて、ものすごい勢いでお湯が全身にあたる。
浅めといっても、体のほとんどがお湯につかってしまうため、長時間はなかなか入っていられない。

ジェットバス

しかし、私が好んでいるのは背中とおなかの半身浴ともいえるような、水深が浅く、流量も少ない「寝湯」である。
このタイプは露天風呂に併設されていることが多く、夜に行くと、とてもきれいな星空を見ながら体を温めることができる。

 

意外と寝湯は不人気…?

「寝湯」と調べても、意外と見つからないことが分かった。
それだったら、ドライブやツーリングがてら温泉巡りをしつつ、前述のタイプの寝湯がある温泉を捜し歩いてみようと考えている。
もし、御存じの温泉があったら、コメントなどいただけると、大変うれしい。